データ収集関連ソフトウェアの開発について
本コンソーシアムでは、データ収集(DAQ)関連ソフトウェアの研究開発を行っています。その目的は、使い捨てにならない再利用可能で汎用なネットワークベースのDAQソフトウェアの研究開発です。再利用可能なソフトウェアのフレームワークを構築することにより、関連コミュニティ間でソフトウェア資産を有効に活用できます。
様々な実験のDAQシステムから共通な部分を抽出し、モデル化することで汎用なDAQシステム開発を目指しています。これは、小規模な実験グループやビームテスト実験等において開発者がいない場合や開発時間が限られている場合は特に有効です。
ネットワークベースのソフトウェアフレームワークを導入することで、SiTCPと連携しイーサーネットによるネットワーク分散処理が可能なDAQシステムの構築が容易になります。
これらを実現するためのキーテクノロジーは次のものです。
- ネットワーク分散処理技術
- ソフトウェア再利用技術
- ソフトウェアコンポーネント技術
- Web技術
- XML技術
現在は、ソリューションのひとつとしてDAQ-Middlewareの開発、それによるDAQシステムの構築を行っています。
本コンソーシアムでは大学院生・若手スタッフを受け入れ共同開発・教育が可能です。
毎年夏に講習会を実施しています。教育内容はトレーニングコースをご覧ください。
現在進行中のプロジェクトはプロジェクトリストから内容をご確認ください。