LTARS2016_K01
概要
暗黒物質探索や長基線ニュートリノ振動実験で用いる
大型TPCにむけて、多チャンネルストリップ読み出し用の
低ノイズでワイドダイナミックレンジなエレクトロニクス集積回路を
開発する。極低温環境化でも動作するASICを開発する。
メンバー
- 坂下健,Sakashita Ken(代表:KEK・准教授)
- 田中真伸 (KEK素核研)
- 岸下徹一 (KEK素核研)
- 庄子正剛 (KEK素核研)
- 池野正弘 (KEK素核研)
- 身内賢太朗 (神戸大)
- 池田智法 (神戸大)
- 中澤美季 (神戸大)
- 成田晋也 (岩手大)
- 根岸健太郎 (岩手大)
- 黒森雄介 (岩手大)
- 小成拓輝 (岩手大)
- 大場玄 (岩手大)
- 長谷川琢哉 (KEK素核研)
- 笠井聖二 (呉工業高専)
機能・特徴
低ノイズ、数fC ~ 1.6pCまでのワイドなダイナミックレンジ
- Technology: Silterra 180nm CMOS
- Chip size: 5mm x 5mm
- Supply voltage: +-0.9V, 2.4mW/ch
- Dual dynamic range: +-80fC, +-1.6pC
- ENC: 2000 electrons for high gain
- Conversion gain: 10mV/fC for high gain, 0.5mV/fC for low gain
- Shaping time: 1~7 usec
公開予定リソース
パッドアサイン及び仕様
パッケージ
評価基板回路図
実験用基板回路図
図・写真等
関連リンク
本プロジェクトはLTARS2018_K06に引き継がれました。
発表論文リスト
中澤美季, "到来方向に感度を持つ暗黒物質直接探索実験における陰イオン3次元飛跡検出器用読み出し回路の開発", 修士論文, 神戸大学, 2018