COMET ECal small board
概要
COMET実験ではμ-e転換電子のエネルギー測定およびトリガー検出器として電磁カロリーメータを使用予定である。現在、プロトタイプ機および読み出し回路プロトタイプの試験が進められているが、今後読み出しとしてOpen-Itプロジェクトにて開発が進められているROESTIを一部改良して利用することを考えている。その開発に向け、まずは既存のプロトタイプ読み出し回路およびプロトタイプROESTIを用いて試験を予定しており、それらをつなげる中間ボードが必要となるため、その開発を行う。
メンバー
- 上野一樹、 Ueno Kazuki(代表:KEK IPNS)
- 池野正弘、 Ikeno Masahiro(KEK IPNS)
機能・特徴
中間ボードは、アナログ差動入力からシングルエンドへの変換、トリガーの簡易試験用アウトプット、トリガースタディ用のアナログアウトを有する。変換後のアナログ信号はROESTIプロトタイプの入力コネクタに直接つながる。
公開リソース
基板図および回路図に関して、必要があれば上野までご連絡ください。
図・写真等
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