TIAMAT(Time Interleaved ADC for Multi-ApplicaTion) 1Gsps ADC: 波形サンプリング用途
概要
GHz高速波形デジタイザ集積回路の開発を行う。市販の高速ADCは消費電力が大きく素粒子原子核実験で多チャンネルを使用する場合は使用できないことは問題点である。一方アナログメモリは低消費電力であるが(注)に示すような問題点を持つ。このデジタイザによりアナログメモリによる波形サンプリングの問題点(注)をなくしかつ低消費電力化を図る。
(注)アナログメモリは低消費電力であるが、セル毎のキャリブレーションデータを保持するため使用時及びデータ解析時のリソースが大きく慣れている研究者でないと使用が困難である。
メンバー
- 宮原正也(代表:高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 准教授)
- Tivisha Joel(総合研究大学院大学、M2)
- 濵田英太郎(高エネルギー加速器研究機構)
- 田中真伸(高エネルギー加速器研究機構、教授)
機能・特徴
- 波形サンプリング速度:1GHz
- 分解能:10bit
- 低消費電力
- インターリーブ方式
公開予定リソース
- 集積回路パッド配置と説明
- チップ実装後ピン配置
- 使用時の注意事項
- 評価用基板情報
図・写真等
関連リンク
発表論文リスト
物理学会報告