Asic for TOf Measurement (ATOM)
概要
素粒子原子核実験に適した、ピコ秒クラスの分解能およびマルチチャネルを備えたTDCの実現に向けた検討を行う。ピコ秒クラスの分解能と10ナノ秒のダイナミックレンジを持つ、8チャネルTDCの実現に向けた基礎検討、回路設計及び評価を行う。はじめに回路構成の検討を行い、回路シミュレーションにより適正を確認する。次に回路構成に適したレイアウトパターンを考案し、物理検証含めたレイアウトを行う。さらに65ナノメートルCMOSプロセスを用いて試作を行い、実チップによる動作検証を行う。
メンバー
- 徐 祖楽(代表:東京大学 VDEC 講師)
- 飯塚 哲也(東京大学 VDEC、准教授)
- 宮原 正也(高エネルギー加速器研究機構 准教授)
- 田中 真伸(高エネルギー加速器研究機構 教授)
機能・特徴
psec程度の分解能を持つ時間測定回路、サブpsecの時間分解能も目指す。
公開予定リソース
集積回路ATOMの仕様、ピンアサイン及びパッケージ等の情報
図・写真等
関連リンク
発表論文リスト