ドリフトチェンバー用ASIC
メンバー
- 島崎昇一(KEK素核研)
- 田中真伸(KEK素核研)
- 谷口 敬(2009年度まで。KEK素核研→岡山大に転出)
概要
- Belle-IIの中央飛跡検出器(CDC)のフロントエンド回路としてASD(amplifier-shaper-discriminator)をASICにて開発する
機能・特徴
- BiCMOSプロセス(0.8um)を利用:バイポーラトランジスタとCMOSの構成が出来、それぞれの利点を生かせる
- 8チャンネルアンプ、ポールゼロキャンセル、シェーパー、ディスクリミネーターを含みアナログ出力とディジタル出力を備える
- ディスクリミネーターのスレッショルドは外部より印加
- パッケージ8mm×8mm 64pin
リソース
写真
size:4.1mm×4.1mm
関連リンク
発表論文リスト
- Shoichi Shimazaki, Takashi Taniguchi, Tomohisa Uchida, Masahiro Ikeno, Nanae Taniguchi, Manobu M. Tanaka, "Front-end electronics of the Belle II drift chamber," Nucl. Instrum. Meth. A735C, pp. 193-197, 2014, DOI: 10.1016/j.nima.2013.09.050
学会・会議発表(2010年度を含む。上記xxxの発表以外)
1. 2011 JPS symposium 「BiCMOSプロセスを使ったBelle II-CDC(Central Drift Chamber)用のFront-end ASICの開発」
2. 2011 IEEE Nuclear Science Symposium 「Development of BELLEII-CDC Front-end ASIC」
共同研究者
- 青木 厳(Repic)、根岸 久(Repic)
関連する研究課題