FPCCD-readout-system
メンバー
- 杉本康博(代表:IPNS KEK)
- 宮本彰也(IPNS KEK)
- 田窪洋介(東北大)
- 斎藤智之(東北大)
- 板垣憲之輔(東北大)
- 千代浩司(IPNS KEK)
- 安 芳次(IPNS KEK)
- 仲吉一男(IPNS KEK)
概要
ILC測定器に用いるバーテックス検出器の候補の一つであるFine Pixel CCD(FPCCD)の読み出し系の開発を行っている。FPCCDバーテックス検出器はピクセルサイズが5ミクロン角という非常に小さいCCDをセンサーに用いる。1ch当たりの総ピクセル数が100万を超え、この全てのピクセルのデータを200msで読み出す必要がある。したがってセンサーの開発とともに読み出し系の開発が不可欠であり、我々はDAQ-Middleware用いたシステムの構築をしている。
機能・特徴
DAQ-Middleware によるデータ読みだしソフトウェア:
- SiTCP搭載の読みだしボードからイーサネット(TCP)経由でデータを読み出すコンポーネントの開発
- 読み出したデータをオンラインでモニタしてデータの可視化および表示するコンポーネントの開発
- イーサネット(UDP)経由で読みだしボードのパラメータの設定
リソース
開発したDAQコンポーネントはWebで公開予定
図・写真等
DAQ-Middlewareによる読み出しシステムで得られたFPCCDの画像(ILCの文字)
関連リンク
発表論文リスト