NIM-TDC-SiTCP
メンバー
- 小嶋健児 (代表:IMSS KEK)
- 深尾祥紀(IPNS KEK)
- 神田聡太郎 (東大院・理研・IPNS KEK)
- 松本侑樹(阪大院)
- 鈴木 聡(CRC KEK)
概要
μSR用陽電子検出器(Kalliope)のデジタルボードをNIMモジュール化した32ch汎用デジタルNIMモジュール(μSRg-2TDC)の開発。
機能・特徴
μSRg-2TDC(Time to Digital Converter designed by "μSR" and "g-2" muon projects):Kalliopeのデジタルボードの入力部にNIM-LVTTL変換基板を取り付け、NIMモジュール化した製品。電源もNIMビンから取る。ASICコントロール用の端子もNIM化してフロントパネルに出し、3入力3出力の Programable NIMコントロール入出力としている。
公開リソース
- NIM-LVTTL変換基板
- 読み出し基板(デジタルボード)
- FPGA firmware: version history (Verilog HDL+一部VHDL)
- 11.12.15版+ ISE12+13 Src (37MB)
- 12.05.08版 ISE 12+13 Src (58MB)
- 13.05.29版 ISE14 Src (58MB) ー 4ns問題解決版
- 13.10.06版 ISE14() -- DC対応版
- 16.05.11版 ISE14 Src (58.7MB) -- (With bug) Final version with 3bit NIM input registers
- 16.08.22版 ISE14 Src (38.3MB) --- Final version with 3bit NIM input registers
- DAQ/Controlプログラム(C++コード。X11、ROOTが必要。)--- MPPC-TDC-SiTCPを参照。
図・写真等
μSRg-2TDC | ボード写真 |
---|---|
NIMモジュール部:GN1245-1 μSRデジタルボード部:BBT X-027 / GN1078-2 | |
| モジュール写真 |
黒いモジュールが製品。DAQ readyをOUT3から出すので、トリガーパルスとコインシデンスすることにより、同じトリガーパルスから全モジュールがデータを取り始める。 |
DAQプログラム(Linux)スクリーンショット
リンク
発表論文リスト
- 幸田章宏、小嶋健児、門野良典、宮崎正範、平石雅俊、田中真伸、池野正弘、内田智久、斉藤正俊、鈴木-山形聡、竹下聡史、"MPPCを用いたμSR検出器の開発" 2010年 日本物理学会秋季分科会(領域10)24aWZ-3
- 村上武、幸田章宏、小嶋健児、門野良典、鈴木聡、池野正弘、内田智久、田中真伸、斉藤正俊、宮崎正範、平石雅俊、”J-PARC MUSEのMPPC読み出しシステム開発” 2011年 日本物理学会秋季分科会(領域10)22pJA-12
- 小嶋健児、幸田章宏、鈴木 聡、門野良典、宮崎正範、平石雅俊、村上武、斉藤正俊、池野正弘、内田智久、田中真伸、”μSR用MPPCボードの開発” 第4回「Muon科学と加速器研究」RCNP 2012年1月10〜12日 発表資料:pdf
- 小嶋健児、幸田章宏、鈴木 聡、門野良典、宮崎正範、平石雅俊、村上武、斉藤正俊、池野正弘、内田智久、田中真伸、”μSR用新型検出器開発” 第3回MLFシンポジウム 東海 2012年1月19〜20日 発表ポスター:pdf
- K.M. Kojima "μSR Spectrometer upgrade at J-PARC/MUSE" Muon Science Advisory Committee (MuSAC) 2012, Feb. 17-18, Tokai bldg1-324. pdf