カスタムMPPCの光子到来時刻計測システム
概要
MPPCを用いて可視領域の天文観測を行う。1光子が検出できることによる高感度化に加え、既存の天文観測素子(CCD、CMOS)よりも光子到来時刻を高い精度で計測できるため、高速変動天体の観測的研究を飛躍的に進展させる。MPPCのパルス毎にタイムスタンプを付与し、デッドタイムフリーで光子計数を行う。有感セルを独立に読み出す改造をしたMPPCを採用することで、ダークカウントを激減させ、天体観測に使える雑音レベルが実現できている。将来的にはアレイ可して一定の視野を確保した検出器を構成する。
メンバー
- 中森健之, Nakamori Takeshi(代表:山形大学・教授)
- 佐藤杏樹(山形大学、M2)
- 佐藤知宙(山形大学、M2)
- 佐藤凜(山形大学、修了)
- 大内優雅(山形大学、修了)
- 荻原理沙(山形大学、修了)
- 上野一樹(大阪大学)
- 庄子正剛(KEK)
機能・特徴
高速アンプとコンパレータ、GNSSと連動したタイムスタンプの付与、SiTCPによるデータ転送とスローコントロール
公開予定リソース
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図・写真等
アンプ・コンパレータ基板
関連リンク
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発表論文リスト